2013-2-02 (土)

安曇野相道寺道祖神
撮影日:H25-1-20&31
ところ:信州池田町相道寺地区
安曇野の風景におなじみの道祖神は災いを防ぐ神としてまた縁結びの神として祀られています。相道寺の道祖神はわら屋根がつけられており、
道祖神を風雨から守るこの屋根は、伝統行事として毎年作り変えられ、わらで作る正月飾り「やす」を約600個重ねた個性的な形です。
「やす」は各戸からの持ち寄りで、年末に小学生とお年寄りの交流会で作ったものを使用。道祖神を思う住民たちの気持ちがこの型になっています(資料からの参照)
H25-1-20 ヤスの取替作業
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H25-1-31装いが新しくなりました
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二十三夜塔 18世紀の後半から昭和の初期にかけて、日本の各地で「講」を組織した人々が集まって、月を信仰の対象として精進・勤行し、飲食を共にしながら月の出を待つ、月待ちの行事をしました。その際供養のしるしとして建てた石碑(月待塔)のひとつが、二十三夜塔です。
崇拝の対象として十三夜は虚空蔵菩薩、十五夜は大日如来、十七夜から二十二夜までは、観音様を本尊とし、二十三夜は勢至菩薩を本尊として祀りました。
勢至菩薩は、智慧の光をもっており、あらゆるものを照し、すべての苦しみを離れ、衆生に限りない力を得させる菩薩といわれています。月は勢至菩薩の化身であると信じられていたことから、二十三夜講が最も一般的で全国に広まりました。
(「道祖の神と石神様たち」 西川久寿男著 穂高神社より)
by eiji28e | 2013-02-02 22:29

いつでもどこでも感じたら即シャッターを切る。


by eiji28e